Orientalmotor 能代オリエンタルモーター株式会社

〒016-0122 秋田県能代市扇田扇渕4-9

  • TEL:0185-58-2061
  • FAX:0185-58-4607

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毎日の仕事の中で、新しいことが分かったり、できることが増えたりするとうれしい 新しい機械設備やグループの直番担当を任され、頼りにされることがやりがいにつながる

採用情報

Recruit
募集職種 製造スタッフ(鋳造、塗装、加工、品質)
総務・経理・技術部門スタッフ
勤務地 能代オリエンタルモーター株式会社
秋田県能代市扇田字扇渕4-9
月給 【新卒】
大卒     194,000円
高専短大卒  182,000円
高卒     166,000円
(2023年4月実績)
※交替勤務手当+各種手当 30,000円~61,000円支給
(2022年12月実績)  
※通勤手当は最大30,000円支給 

【キャリア】
年齢、キャリア、前職の給与を十分考慮の上、当社規定により優遇します
諸手当等 通勤手当、交代勤務手当、資格手当、家族手当
昇給(年1回、4月)
賞与(年2回、6月・12月)
賞与月数 平均2.3ヶ月(2022年 6月実績)
     平均2.6ヶ月(2022年12月実績)
勤務時間 交代勤務
 6:15~15:00と15:00~23:45の一週間シフト
通常勤務
 8:30~17:15
休日・休暇 休日 土・日・祝日、夏季休日、年末年始休日
   年間休日 125日(2022年度実績)
休暇 有給休暇、特別休暇(慶弔)、産休・育休、パパ育休 
   有給休暇取得 一人当たり平均11日(2022年度実績) 
保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
福利厚生 退職金(企業年金)、慶弔見舞金、レクレーション、団体生命保険
応募方法 まずは、下記担当へご連絡ください。
連絡先

能代オリエンタルモーター株式会社
 業務課 櫻井 拓也
 TEL.0185-58-2061
 FAX.0185-58-4607
E-mail.noshiro@orientalmotor.co.jp

お電話によるお問合せ時間
 8:30~17:15 (平日)

担当が不在の場合でも、「採用募集の件で」とお伝え頂ければ係りの者が対応いたします。

先輩インタビュー

故郷を愛し、しっかりと根をおろし将来を見つめる、若い力が原動力。
毎日の仕事の中で、新しいことが分かったり、できることが増えたりするとうれしい
良品を出し続ける

入社3年目。モーターケースの内径を旋盤で削り、ネジ穴や取付穴をロボドリルで開ける。担当するラインの1日の生産数も増え、仕事に手ごたえを感じることも増えた。手ごたえは生産数だけ見ていてもダメ、良品を出すことが手ごたえにつながる。取り扱うアルミは、暑さや寒さなど温度によって膨張したり、縮んだり繊細だ。その日の温度、条件を加味して良品を出すことは簡単ではない。1日の生産で使う工具をシミュレーショして用意する。段取りと検査に無駄な時間は取らない。図面をしっかり見て、よし、今日も手ごたえを感じる仕事をしよう。

分かること、できることが増える職場

毎日の仕事の中で、新しいことが分かったり、できることが増えたりするとうれしい。でも、初めてやるときはうまくいかないことも多い。初めて旋盤を担当して生産した時、新しい検査機器は使い慣れず、後工程から返却されてしまうことがあった。自分でもうまく測れていないと思っていた。「どうしたら早く正しく使えるようになるか。」そんな時には、いつも明るく話しかけてくれる先輩がいる。仕事の相談はもちろん、好きな映画など趣味の話もできる。先輩の存在は心強い。最初は分からなかったことも、経験を積むうちに分かっていく。できることが増えていくことはやっぱりうれしい。これがやりがいだと思う。

早く先輩のようになりたい

最近は他のラインの応援も任されるようになった。応援に行ったとき、先輩も難しいと言う測定、最初はうまく測れなかったが、やっていくうちにコツがつかめた。「上手だな!」先輩から言われた。うれしかった。またできることが増えた。今は、自分のラインでその日の温度など条件に応じた装置の補正の流れと入れ方をしっかり覚え良品を出し続けるという目標に、他のラインも段取りから生産まで任されるようになりたい、が加わった。自分が先輩に教えてもらったように後輩にも教えてあげたい。そのためにも一つのことだけではなく新しいことに挑戦して、できることを増やすんだ。

新しい機械設備やグループの直番担当を任され、頼りにされることがやりがいにつながる
メンバーが生産しやすいよう段取り

マシニングセンターグループのライン外スタッフとして仕事を始めて3~4年が過ぎた。マシニングセンターで加工する製品は主にギヤケースやギヤフランジ。ラインメンバーが生産しやすいよう、設備の段取りをしたり、配膳したりするのが主な仕事だ。1日に何回かある段取り替えは、造る品種ごとに治具、ツール交換、プログラムの変更を覚えないといけないから大変だ。おまけに、製品の品種がとても多い。

造った製品は、良品ができているか検査し、さらに三次元測定機で穴位置の中心座標を測って正確に加工できたかどうか確かめる。仕様値ギリギリだったら調整もする。ミクロン単位での補正は職人技とは言わないが、経験を積んでわかっている人でなければできない。

「よし、良品だ」

自分の判断が後工程に大きく影響するから、責任重大だ。

「生産お願いします」

ラインに入るメンバーに伝えると、また次の設備の段取りに取り掛かる。

良品を造り続ける責任

朝出社すると、まずその日に設備の段取り替えがどのくらいあるか確認する。1日の生産スケジュールを立てるのは、リーダーやライン外スタッフの役目。予定どおりにできればその日に何台生産できるか予測できるしくみだ。自分が立てた計画でみんなが動くので、いかに効率よく生産できる計画を立てられるかも重要になる。

もし、途中で設備トラブルや不具合がでてしまうと予定が狂ってしまう。そればかりか、何百台という無駄が出てしまう可能性だってあるから責任が重い。

「生産の途中で設備がアラームを出したら、良品のなかに不良が混入しないようにしないといけないので、トラブル対応は慎重になります。トラブルや不良が起きたときは必ず原因がある。それをきちんと見極めて、繰り返さないことを徹底します」

頼りにされることがやりがい

「新しい設備にも挑戦したいし、プログラムをもっと詳しくわかるようになりたい」
いろいろなコードを覚えて、思うように機械を動かせるようになるために、本や資料を読んだり、先輩に聞いたり、今は勉強中だ。

「プログラムがわかることで仕事がもっとやりやすくなると思う」

先日、新しい設備を覚えさせてもらえたときも、
「以前からある設備でも自分にとっては初めての設備なので、任されたことがとてもうれしかった」と笑う。直番を任されるようになったことにも自分自身の成長を感じる。

「頼りにされていることが、やりがいにつながります」

能代オリエンタルモーターは、2023年3月末に新棟が竣工する。新棟立ち上げプロジェクトの設備修繕グループのリーダーも任された。後輩や先輩もいる5人を束ねる。たとえば毎日の徹底した設備清掃も、みんなで協力して進めることで綺麗な状態を維持し、ほんの小さな異常や油漏れもすぐに発見できる。早期に補修し設備トラブルの発生を未然に防ぐしくみができてきていることを実感する。

「自分たちの決めたことをきちんと実践していくことで効果がでていることがうれしい。」

とはいえ、通常業務に加えての設備保全活動だ。時間をいかに捻出するかが課題でもある。
新棟には今までなかった設備も移管されてくるだろう。立ち上げ業務の大変さはわかっているが、挑戦したい気持ちでいっぱいだ。

可能性がさらに広がった気がした。
初めての新規機械設備の立ち上げ

「名古屋に行って、新しい設備の導入前立会いをしてきてくれ」  先輩から言われた新たな課題に、初めは「えっ、自分が?」という思いだった。

入社してからずっとモーターケースの旋盤加工を担当している。これまでは、あらかじめ用意されたプログラムどおりに製品を削り、納期どおりに仕上げていくことが仕事だった。それが、今回初めて設備導入から立ち上げまで任されたのだ。

どの製品で新しい設備を立ち上げていくか決まり、いよいよ名古屋にある機械設備メーカーで試作が始まる。こちらの要求仕様通りにできているか確認するために、一人で能代から名古屋まで出張した。

「きちんと受け答えできるだろうか、自分が見極めて判断しなければいけない」

緊張と不安で怖さすら感じる。今まで機械設備メーカーの人と話などしたことがない。こちらの要望を正確に伝えられるだろうか。いや、弱音は吐いていられない。能代に設備が納入される前に、削った製品の寸法精度が安定して出ているか、タップ穴位置が図面公差内に全て入っているかなど、気を引き締めて自分がしっかり確認しなくては。

切削加工された試作品を一つひとつ確認する。艶やかに削られた製品に触れるうち、いつの間にか普段どおりの自分に戻り、冷静な判断ができていた。

量産までの厳しいチェック
今回導入した新しい設備は1台で一次旋盤、二次旋盤、タッピング、それに検査まで全部自動でできてしまう。つまり自動運搬装置のローダーが素材ワークを掴む位置や、削ったワークを取る位置を正確に設定していかなくてはならないということだ。掴む位置がずれると旋盤の爪に当たってしまったり、ピンに入らず負荷がかかって折れてしまったりする。これまで自由に人の手で行っていた動きを自働化し、自動プログラムを組んで機械装置に覚えさせていくので、微調整が大変だ。これまで先輩の作るプログラムを見よう見まねで勉強し、どんなときにどういう設定をすればよいのか身につけてきた。書き溜めたノートは5冊にも及ぶ。これを生かすチャンスだ。自分で考えて設備と向き合い、微調整を繰り返して思ったとおりにできたときは、「やった」という気持ちになる。
立ち上げた設備が「働き方」まで変えていけるといい

能代にはたくさんの機械加工設備がある。どの製品をどういう順番で加工すれば、なるべく設備、製造ラインを止めずに生産できるか考えることも重要だ。受注が増えれば造る製品も増える。いかに効率よい生産計画を立てるか、それぞれの段取り替えの仕方を知っていないとできない。自分の判断がラインを動かしていく。

新しく導入した平行2軸型CNC自動旋盤は、手作業がないぶん、計算した時間通りに量産できるので、働き方だって変わってくるはずだ。この設備で立ち上げないといけない製品は、まだたくさんある。既存の忙しい製造ラインの負荷をできるだけこの設備に任せていくことで、一緒に働くみんなもだいぶ楽になるはずだ。

まだまだ先輩の助けは必要だとわかっている。だが、今回設備導入、量産立上げを任されたことで、自分の可能性がさらに広がった気がした。

みんなと話すのが大好きだ。
やりがいが目に見える職場

旋盤グループでモーターケースの内側を削った後の、天面や側面のタップ穴加工を任されている。モーターケースにリード線を通したりネジを組み付けるための穴をあける工程だ。

安全第一なので怪我をしないように設備を動かすのはもちろんのこと、図面に書かれていることを一つひとつ確認しながら手順を守って、図面仕様どおりの製品を造ることが一番大事だ。

最近受注が増えている。1日の生産目標よりもたくさん造らないと追いつかない状況だ。大変だけど、あわてず正確に加工しないといけない。どんどん仕事をして加工待ち製品の数が減っていくと「たくさん生産したな」と、がんばりが目に見えるようで楽しい。こういう気持ちを「やりがい」というのなら、ここはやりがいが目に見える職場だ。

成長していることを実感

タップ穴加工、ザグリ加工、洗浄、乾燥を1人でこなす。加工する製品にあわせた加工プログラムを呼び出し、加工する工具を交換するものがあれば交換。ワークをセットする治具も入れ替えて確認する。工具をゆっくり移動させながら位置を調整する。ザグリ加工の高さ補正も、パッとできるようになってきた。入社したばかりの頃は先輩に聞いていたことも二年目の今は自分で図面を見て判断できるようになったのが嬉しい。

さぁ、生産開始だ。加工したら必ず検査。確認してまた加工、そしてまた検査を繰り返す。自分が加工したものは自工程できちんと品質を造り込んで、後工程に100%良品で渡さなければいけない。 タップ穴加工をしっかりマスターしたら、次は旋盤加工をしてみたいと思っている。部品の配膳や出荷検査も楽しそうだ。そう感じるのは、きっとそこで働く先輩たちが生き生きしているからだろう。他の部署の先輩や、同期のみんなと話すのが大好きだ。

「これどうですかね」

入社したばかりの後輩が加工した製品を見せに来た。感覚を研ぎ澄ましてチェックする。

「オーケーじゃないかな」

加工した製品のチェックも、後輩から頼られるようになっているのがとても誇らしい。

日々の挑戦が成長に
「この条件ならどうだろう?」
インゴットと呼ばれるアルミの塊を溶かし、モーターケースをダイカスト製造するには、金型を何秒で開けるか、離型剤を何秒塗布するかなど、さまざまな設定を行う。取り扱う製品の金型の数は300を超え、それぞれに設定が異なる。しかも、相手は670度に熱せられた溶けたアルミだ。湿度や温度など微小な違いが出来映えに影響する。製品の良し悪しが自分の手にかかっていると思うと、責任重大だ。条件を少しずつ変えて不良がでないよう設定してみる。カットアンドトライ。まずやってみようの精神は、先輩から教えてもらった。
日々の挑戦が自分の成長に
この仕事は、経験と感覚がものをいう仕事でもある。もちろん基本の条件はあるが、モノづくりはそう簡単にうまくいかないこともある。そんなとき、ダイカスト製造の条件設定を何度も見直し改善していけるので、やりがいがある。 「よし、できた!」という瞬間は本当に嬉しいが、次への挑戦の瞬間でもある。こうした日々の挑戦が自分の成長につながっていると思う。
入社してすぐの頃は、失敗もあった。
「おい、違う製品の条件が設定されてんじゃねぇか?」 できあがった製品の検査をしている先輩から言われた。 しまったと思ったが、すでに不良品ができてしまっている。 「最初だからしようがないな。でも、何で間違えたのか考えてみろ。次はしっかり頼むぞ」
先輩のやさしさと厳しさが心にしみる。入社して自ら進んでこの仕事を希望した。入社前はダイカストが珍しく、それまで聞いたことがなかったので、挑戦してみたかった。落ち込んでいる暇はない。すぐに設定をやり直し挽回だ。 先輩はなかなか「よくやった」とは言ってくれないが、黙って任せてくれているのが信頼された証だと思っている。次は自分が後輩に教える番だ。
多くの仲間に囲まれて、「やった!」と思える加工を重ねる
能代から世界へ
「ACモーターの取付穴や端子台、リード線用の穴加工やタッピング加工をしている」と言っても、きっとわかる人は少ないと思う。正直言って、自分も入社するまではモーターがどんなところで使われているのか意識したことなんてなかった。でも、入社して、自分の加工した製品が、たとえば海外の工場のAGVに使われていることなど知ったとき、すごいなぁと思った。自分が能代で加工しているモーターケースを使った製品が日本だけでなく、世界中のお客様のところまで届いているなんて、びっくりだ。
正確に、よい製品を
タッピング加工をするときは、手順をきちんと守って丁寧に作業をする。間違えると、不良の原因となることもあり、大勢のお客様に迷惑がかかってしまうからだ。自分のお客様は世界中にいると思うと慎重になるが、一日に200個~300個の製品の加工をすることもあって、スピードも求められる。正確に、よい製品が造れるようになるのが自分の課題だ。加工をしたら検査。大変だが、目標どおりの数ができたときは「やった!」と思う。
あたたかい仲間の声
まだまだ、わからないことはたくさんあるけれど、新しく知識を得るたびにやりがいを感じるし、厳しい中にもやさしさのある先輩、それに同期入社のみんながいるのが会社だ。
あるとき「何してる?今みんなで飲んでるよ」というメールが、県外の拠点にいる同期から届いた。能代にいる自分はまだ仕事が残っていて休憩時間中だったから、「いいなぁ」と返信すると、すぐに電話が鳴った。まさかと思って出てみると、「頑張ってるな!」とか「今度上野で飲もう」とか、あたたかい仲間の声が聞こえる。みんな代わる代わる電話で応援してくれた。営業の人もいたし、技術の人もいた。東京で研究会があって同期が集まったらしい。離れていても、みんな自分の仲間なんだと思った。 休憩時間が終わる。よし、また頑張ろう。